2018/01/09
- 住まいづくり
名古屋市瑞穂区I様邸
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内装仕上げ後、ハウスクリーニングをして いよいよ完成です。
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床や階段の養生が取れて、ようやく仕上げ材が公開できるようになりました。階段はおなじみの、ヒノキの無垢材です。
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1階床に換気孔を設置して、夏場の暑い時に床下の冷えた空気を取り込むことによって、多少でもエアコンなどのエネルギーを控えることを目的としています。しかし、虫が入ってくることもあるので注意が必要です。
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天井はさすがにコテ塗りは不向きなので、塗装仕上げにしております。左官さんの下地よりも塗装は幕が薄いため、下地処理が全てと言っても過言ではありません。入念に処理します。
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塗り壁の色は白をお勧めしています。仕上がりは白一色で、単純なのですが、後からのメンテナンスを考えると、自分たちで簡単にメンテナンスができるというメリットがあるのです。
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下地修正(パテ込み)が完了し、コテ塗り工事に取り掛かりました。クロスや板張りでは絶対にない、コテ塗りの風合い。微妙なコテのタッチはその職人さんのクセやセンスがそのまま醸し出されます。写真を撮られてか、少し緊張気味でしょうか。
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外壁工事が完了しました。いよいよ外壁のお披露目です。お施主のI様としては外壁の仕上げに杉板を希望でしたが、残念ながら狭小地の準防火地域ということで、実現はしませんでしたが、せめてもということで、窯業サイディングボードの木目を使用しました。
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大工さんもほぼ終わり、同時に仕上げ工事に取り掛かりました。I様と相談した結果、やはりお勧めの塗り壁となりました。今回の仕様は「珪藻土入り石膏」を選んでいただいております。まだ下地段階ですが、仕上げが楽しみです。
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外壁工事完了。 I様は無垢の板張り希望でしたが、準防火の規制がある地域ということで、外壁を木で仕上げることができないため、木目柄の窯業サイディングボードの使用になっております。
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ご主人の書斎は木にこだわり、壁一面を杉の羽目板を使用しております。構造材や造作材(写真では梁や鴨居)は桧ですが違和感なく仕上がっています。針葉樹同士だからなんでしょうか。
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床張り工事 I様邸床は杉の無垢フローリングを使用していますが、ご主人の書斎は、ご本人の希望で東濃ヒノキのフローリングを張ります。
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養生で隠れてはいますが、基本的な床の仕様は杉のフローリングを使用しています。少ししか見えませんが、上の画像と比べると、ほんのり赤いです。
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家具造作 家具屋さんがつくる家具ではなく、大工さんがつくる家具です。製作は弊社加工場にて手作りしています。天板(カウンター)部は「トチ」という材料を使用しています。
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外壁工事 外壁施工前の下地工事です。外壁の下地は、やはり桧材が一番適しています。防腐剤などの薬が塗布された材料もありますが、なるべくそういった資材は使用しない方がいいと思います。下地部の通気層で下から入った空気を屋根裏を通り、最後は棟から自然排気させます。
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外壁材搬入 狭小地のため、外壁材は段階を追って搬入していきます。
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内装下地 断熱工事完了後の壁下地工事です。この後、石膏ボードを施工し最後に仕上げとなります。
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セルロースファイバー断熱で施工しました。「次世代省エネ等級4」をクリアできるため、エコポイントに対応できます。また「長期優良住宅」の基準としても問題なく使用できますし、書類上だけでなく実際、断熱・防音・調湿・防虫の4つの性能を兼ね揃えているというのは魅力的だと思います。特に街中にお住まいになる場合は、その効果を発揮できます。
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勾配天井には勾配なりに施工します。この場合、断熱材の向うには(屋根裏)通気層を設けることにより、基礎から入った空気を、外壁の中を通り、屋根裏を経由して最後は棟(屋根の一番高いトンがった所)から自然排気をしますので、何十年経っても屋根裏に湿気を溜めることなくいつも乾燥させることができます。
名古屋市瑞穂区 I様邸
名古屋市瑞穂区
狭小地での事例になります。